はじめに
はてなブログを始め、「Google Analytics」を設置したのが、もう半年以上前になります。
データも溜まってきたこともありますし、もう少し見方を勉強したいと思います。
Google Analyticsの導入方法はこちらの記事に書いています。
用語整理
ユーザーサマリーページを使い、良く使われる用語の整理をしたいと思います。
- セッション
サイト訪問数。ページを見た数とは違う。
セッションが切れるタイミングは、日付をまたぐ、30分放置、別のサイトに遷移してまた訪れた場合、となります。 - ページビュー(PV)
サイトに訪問してから見られたページ数。のべ数なので、同じユーザーが同じページを再度見てもカウントされます。 - ユーザー数
サイトに訪れた人数。Google Analyticsの場合はCookieで判別しているため、同じユーザーでもブラウザが異なると別ユーザーとしてカウントされます。 - 直帰率
最初に訪れたページを見て、それ以外のページを見ずに離脱した割合。
サイト全体とページ毎に直帰率がある。
重要な指標とされていますが、ブログの場合は、流入元にも寄りますが検索から来ている場合は、そのページで問題が解決したと想定すると高くても問題ないかと思います。 - 平均セッション時間
すべてのセッションの合計時間をセッション数で割ったものです。
ユーザーが最初のページを訪れてからどれぐらい滞在したかという数値です。
直帰した場合は、セッション時間に含まれません。数ページ以上見た人の平均時間となります。
サイトのパフォーマンスを測る上で重要な指標です。 - 新規セッション率
新規ユーザーの割合です。Cookieを利用し、過去2年間に訪れたことが無い人が新規ユーザーとしてカウントされます。
続いて、ページのレポート画面から用語を整理します。
- ディメンション
データを並べる基準。ページの場合はページのURLとなります。地域の場合は国名になります。 - 指標
ページビュー数や、セッション数など具体的な数値の事。
便利機能
- カスタムレポート
自分が見たい内容にカスタマイズしたレポートを作成する機能です。
カスタム > カスタムレポート > 新しいカスタム レポート をクリックします。
曜日別のレポートを作成してみます。
タイトル:曜日別レポート
指標グループ:セッション・直帰率・平均セッション時間
ディメンション:曜日の名前
保存 をクリックします。
曜日別のレポートができました。
曜日と時間帯別のレポートを作って見たいと思います。
複数のディメンションを使う場合はフラットテーブルというタイプを使います。
先程のレポートをフラットテーブルに変更し、ディメンションに「時」を追加します。
保存 をクリックします。
曜日と時間をかけ合わせたレポートが作成できました。
- フィルター
レポートの絞り込みです。
例えば、自然検索だけに絞り込みたい場合をやってみます。
参照元/メディアのレポートを表示します。
検索窓に"organic"と入力し、Enterを押します。
自然検索のみに絞り込めました。
- セグメント
顧客の属性でレポートを絞り込む機能です。
ユーザーサマリーページの”すべてのユーザー”をクリックします。
スマートフォンでアクセスしてきているユーザーに絞ります。
”モバイルトラフィック”を選択して”適用”をクリックします。
”タブレットとPC”のセグメントを追加すると、両者を比較する事ができます。
カスタムセグメントも作成できます。
例えばiPhoneユーザーで絞り込むには、
デバイスカテゴリ:完全一致 mobile
とすることで作成できます。
まとめ
データ分析の基本だと思いますが、まずは用語の理解。
そして、データをどう見ていくのか、カスタムレポート、セグメントでの絞り込みの機能、操作方法の理解。
基本的な事を押さえたので、次回はより実践に近い内容でさらに深めていきたいと思います。
〆