はじめに
Teamsのコネクタを活用してみます。
システム運用の仕事をしている方は、毎月のWindowsUpdate対応されていると思います。
WindowsUpdateの公開日は、日本では毎月第2火曜日の翌日ですが、これ結構忘れちゃうんですよね。。
ですので、Teamsのチャンネルに毎月WindowsUpdateのお知らせを自動投稿する様にしてみたいと思います。
必要なもの
- Microsoft Teams
Microsoftが提供しているチャットコミュニケーションツールです。
Office365のライセンスがあれば使用可能です。
- Windowsマシン
通知のトリガーをタスクスケジューラで設定します。また、バッチファイル・PowerShellスクリプトを使用して、Teamsへ投稿します。
やり方
早速やっていきます。
Teamsの設定から。使用可能なチームが作られている事が前提です。
チームのチャンネル横の"・・・"をクリックし、"コネクタ"をクリックします。
"Incoming Webhook" の "追加"をクリックします。
Incoming Webhookは外部サービスからTeamsへ投稿するためのWebAPIで、HTTPのPOSTメソッドなどでメッセージのやり取りが可能になります。
"インストール"をクリックします。
名前、画像を決めます。
"作成"をクリックします。
次の画面で、作成されたURLをコピーしておきます。
"完了"をクリックします。
コネクタ画面の"構成済み"⇛"管理"からURLの確認などが可能です。
Teams側の準備は完了です。
続いてWindowsマシンでバッチファイルとPowerShellスクリプトとタスクスケジューラの設定をします。
構成は、タスクスケジューラからバッチファイルを起動、バッチファイルに記述されているPowerShellスクリプト起動となります。
Powerシェルスクリプトから。
notify_to_teams_WindowsUpdate.ps1
続いてバッチファイル
notify_start_Windowsupdate.bat
タスクスケジューラの設定です。
トリガーは毎月第2火曜日の10:00にしています。
先程のバッチファイルを開始する操作を入れています。
これで、トリガーのタイミングでTeamsに下記の様に投稿されるようになります。
〆